2023年9月24日、ドイツ・ベルリンで開催されたベルリンマラソンで、エチオピアのティグスト・アセファが女子マラソンの世界新記録となる2時間11分53秒を樹立しました。
アセファはレース序盤から積極的なペースで飛び出し、ハーフ地点を1時間6分20秒というハイペースで通過。30km地点も1時間34分12秒で通過し、終盤までペースを落とすことなく走り抜きました。ゴール時には、2019年のシカゴマラソンでブリジット・コスゲイが記録した従来の世界記録(2時間14分4秒)を2分11秒も更新する圧倒的なタイムでフィニッシュしました。
この記録は、女子マラソン史上初めて2時間12分の壁を破る快挙であり、世界中の陸上界に大きな衝撃を与えました。アセファはレース後、「この記録がエチオピアの若い女性アスリートたちの励みになれば嬉しい」とコメントし、母国や多くのファンに感動を届けました。
ティグスト・アセファは1996年12月3日生まれ、エチオピアのアディスアベバ出身。もともとは800mのトラック選手として活躍していましたが、マラソン転向後は急速に記録を伸ばし、世界トップランナーの仲間入りを果たしました。
今回のベルリンマラソンでの世界新記録樹立は、女子マラソンの限界を大きく押し広げるものであり、今後のマラソン界に新たな歴史を刻む出来事となりました。アセファの快挙は、2024年パリ五輪に向けてさらなる注目を集めています。


