2024年8月4日、パリオリンピックのフェンシング男子フルーレ団体決勝で、日本代表がイタリアを45対36で破り、史上初の金メダルを獲得しました。
決勝戦の展開
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日本はキャプテンの松山恭助、飯村一輝、敷根崇裕、リザーブの永野雄大の4人で臨みました。
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準々決勝でカナダ、準決勝で前回金メダルのフランスを破り、決勝に進出しました。
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決勝では序盤リードするも中盤で逆転されましたが、第6試合で飯村が再逆転、第8試合で永野が5連続ポイントを挙げて突き放しました。
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最終第9試合も飯村が落ち着いて試合を運び、45対36で勝利しました。
主な結果
| 順位 | 国名 | スコア |
|---|---|---|
| 1 | 日本 | 45-36 |
| 2 | イタリア |
日本代表メンバーと活躍
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松山恭助(キャプテン)
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飯村一輝(最年少、決勝でフィニッシャーを担当)
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敷根崇裕
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永野雄大(リザーブ、決勝で大活躍)
歴史的意義
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日本は男子フルーレ団体で初の金メダル獲得。
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アジア勢としても史上初の快挙であり、非ヨーロッパ・ロシア勢として初の優勝となりました。
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フェンシング日本代表は今大会で5つ目のメダル獲得となり、団体種目すべてで表彰台に立つ快挙を達成しました。
選手・監督コメント
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松山恭助:「誰も逃げずに戦い続けたことがきょうの結果になったので誇りに思っている」。
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飯村一輝:「チーム一丸となって世界一を達成できてよかった」。
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敷根崇裕:「金メダルを取れる力はあると信じていた」。
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永野雄大:「正直夢みたいで全然信じられないが、今までこつこつやってきたかいがあった」。
まとめ
日本はパリ五輪フェンシング男子フルーレ団体で歴史的な初優勝を果たし、フェンシング界に新たな歴史を刻みました。


